入門ガイド – 探索
プロジェクトの最後には最終的な結論を導き出すためにクエリを実行して情報を視覚化するものですが、この種の探索は調査プロジェクト全体を通じて有益であり、進むべき方向についての洞察を得ることができます。
クエリと視覚化を行うためには、NVivo が効果的にその処理を行い意味のある情報を生成できるようにデータを設定する必要があります。このチュートリアル (初心者向け) の目的上、以下ではわずかな設定ですむ、比較的シンプルな例を示しています (ただし、属性チャートを使用するには、NVivo で調査の質問がケース属性に変換されている必要があります)。
頻出語クエリ
調査対象者がどのようなことを考えているかをすばやく簡単に確認する方法として、彼らの返答に対して頻出語クエリを実行する (どのような語句が最も多く使用されているかを調べる) ことができます。
頻出語クエリを使用することにより、調査対象者がどのような論点について話しているかを確認できます。[探索]タブからクエリを開きます。クエリを実行するファイル、いくつの単語をカウントするか、関連する単語を同じものとしてカウントするかどうかを選択します。クエリを実行した後、それをワードクラウドとして表示できます。
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属性チャート
NVivo にはデータを分析して視覚化する方法が多数あります。以下に示しているのは、特定の論点についての人々の意見をすばやく確認するためにグラフを作成するシンプルな例の 1 つです。
アンケートで人々に質問が出されると、NVivo では自動的に各回答者をケースとしてまとめ、それらのケースに適用されるケース分類で回答者の回答を属性値に変換できます。
次に、回答のチャートを作成するには、リストビューで[ケース分類]を開き、関連する分類を展開し、属性を選択します。[探索]タブで、[チャート]メニューを開き、[属性値を基準にケースをチャート化]を選択します。各回答を返した人数を示す棒グラフが生成されます。
2D 棒グラフ、3D 棒グラフ、円グラフなど、いくつかの表示オプションがあります。
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データを整理する方法については以下を参照してください。入門ガイド – 整理